2009年10月25日

就職することのリスク

僕がネットビジネスだけで食べていくと宣言したとき、周囲は憐憫と侮蔑の入り混じった目で僕を見た。

当時僕はせどりというビジネスでどうにか月15〜20万を稼ぐ程度だった。

誰も応援などしてくれず、皆リスクが大きすぎるからやめておけと分別臭い顔をして僕を諌めた。

今は稼げていても、将来はどうなるか分からない、ちゃんとした会社に就職をして給料をもらえ。

それが彼らの口癖だった。

それでも絶対に就職はしないと言うと、母親は息子の気が狂ったと言って泣いた。

賃金労働を崇める親親戚の中にあって、僕はただの異常者に過ぎなかった。



そして現在、僕は普通のサラリーマンよりもはるかに大きな金額を稼ぐようになった。

あまり稼いでいる稼いでいると自慢げに吹聴して回るのも子供じみているので、親戚にはかなり控えめな金額を伝えているが、それでも僕の仕事を認める人たちも出てきた。

両親にとって僕は異常者から英雄に昇進した。

しかし年配の親戚などは、やはり僕の仕事をリスクが高いと言い、ことあるごとに就職をすすめてくる。

もちろん僕は今の仕事が気に入っているので、就職なんかする気はさらさらない。

金銭的・時間的自由をあえて捨て、個性や感性を徹底的に圧殺されるこの国のふさげた労働環境へ自ら飛び込んでいくことなど、正気の人間のなせる業ではない。




僕は常々疑問に思っていることがある。

リスクリスクと彼らは言うが、一度きりの人生、その大半を会社に支配されることはリスクではないのだろうか?

最低限の衣食住さえ保証されればそれでもう万事OKなのだろうか(まあ保証されていると信じているあたりお目出度いが)。

趣味も夢も家族も友人も二の次にすることを強要され、ただ生活を維持するのがやっとの賃金のために、会社の言いなりになって来る日も来る日も黙々と働く。

それを当然のことだと自分に言い聞かせ、人間の最も輝かしいはずの時期を労働で消費し尽くす。

そんな生活を受け入れることは、僕にとっては自殺もののリスクだ。

皺くちゃに老いさらばえてから与えられる自由にどれほどの価値がある?



僕らはいずれ近いうちに死んで消滅するのだから、せめて命のある間くらいは自分らしく生きたいもんである。

会社にくれてやるには、僕の人生はちょっと貴重すぎるよ。
posted at 03:27


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2009年10月20日

脱サラした

先月末の話だが、兄がついに脱サラした。
これまで何度か触れてきたとおり、兄は32才で妻子もちであるにもかかわらず、手取り20万ほどで雇われ店長をやっていた。
毎日サービス残業4〜5時間は当たり前、ボーナスもなく休みも週に一日しかとれない、典型的なブラック会社だった。

ちょうど僕が月収100万を達成したころ、兄も僕の仕事に興味を持ち始め、ネットビジネスのやり方を教えてくれと頼んできた。
さすがに僕も兄をかわいそうに思っていたから、数日かけてイチから教えてみたところ、いきなりその月に50万以上売上げた(ただし経費が40万)。
二ヶ月目には売上100万を超え(経費60万)、あっさりと利益が会社の給料を上回った。

現金などもっていないくせに、クレジットカードで初月から何十万も投資するあたり滅茶苦茶だが、まあ結果オーライだろう。
まったくリスクなしで人生変えるなんてそもそも不可能だ。

今彼は毎日昼過ぎまで寝て、映画見たりネットカフェ入り浸ったりゲームしたり、存分に怠惰を味わっている。
が、さすがにそろそろ暇を持て余してきたらしい。
しょっちゅう娘を連れて用もないのにうちへやってくる。
この前一緒にお好み焼きを食べに行った。
寿司は食い飽きたと言っていた。
抑圧されていた反動か、最近兄は金遣いが荒い。
posted at 04:15


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2009年10月10日

自由

最近自由を少し持て余してきている。

とにかく時計が必要のない生活だ。

寝たい時間に眠り、起きたい時間に起き、遊びたいときに遊び、食べたいときに食べ、気が向いたときにちょっとだけ仕事をする。

が、僕は自由でも友人などは皆仕事があって、普通に残業残業していたりするわけで、結局僕は一人で何かをしているしかない。

本を読むのは好きだが、毎日毎日朝から晩まで本を読んでいられるはずもなく、エレキベースを買って音楽をはじめてはみたものの、何時間も弾いてると指が痛くて続けられなくなる。

一応小説で賞をとりたいという野望はあるのだが、最近ちょっと行き詰ってしまい、筆が止まっている。

漫画喫茶に通うのも飽きた。

日々に何か変化が欲しいのでる。

かといって自分から何かに雇用されようという気はまったくない。

残業サラリーマンを羨ましいとはちっとも思わないからだ。

今の生活もなんとなく満たされていない感じはあるが、僕が昔勤めていたアルバイト先の社員よりは幸せである自信がある。

毎日毎日変化なく奴隷労働というのは、もっとも忌むべき生活スタイルのひとつだろう。

音楽学校にでも行って真剣に音楽の勉強をするのもいいかなとも思っている。

音楽もやり始めるとかなり楽しい。

まぁさすがにこれは費用がでかいので、もうちょっと様子を見るが。

今月は一人であちこち旅行してみるつもりだ。

友人に誘われて再度東京にも行く。



先日24歳になってしまった。

刻々と中年と呼ばれる時期が近づいてくる。

人生の最も輝かしい時代を、無意味に消費したくはない。

労働だけで終わらせるなんて言語道断である。

若いうちにしかできないことを、たくさんやっておきたい。

posted at 23:30


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